~考えられる理由と確認したいポイント~
まずは「体重の数字だけで判断しない」ことが大切です
赤ちゃんの成長を見る時、多くのママが気になるのが体重です。
「母乳が足りていないのかな?」
「ミルクの量が少ない?」
「周りの赤ちゃんより小さい気がする」
と心配になることがあります。
しかし、赤ちゃんの体重の増え方には個人差があります。
生まれた時の体重、体質、飲む量、活動量などによって成長スピードは変わります。
大切なのは、一時的な数字ではなく、成長曲線に沿って少しずつ増えているかを見ることです。

赤ちゃんの成長って個人差がとても大きいものなのよ!よその赤ちゃんを比べるって本当にナンセンスだと思うの。
赤ちゃんの体重増加の目安
赤ちゃんは生まれてから急速に成長します。
一般的には、
・生後0〜3ヶ月頃:体重が大きく増える時期
・生後3〜6ヶ月頃:少しずつ増加のペースがゆるやかになる
・離乳食開始後:食事量によって変化が出る
という流れがあります。
月齢が進むにつれて体重増加がゆるやかになるのは自然な変化です。
赤ちゃんの体重が増えない主な原因
① 母乳やミルクの量が足りていない
体重が増えない原因としてまず確認したいのが、栄養が十分に取れているかです。
母乳の場合
母乳は飲んでいる量が目で確認できないため、不安になりやすいです。
確認したいポイントは、
・授乳後に満足している様子がある
・おしっこがしっかり出ている
・元気に動いている
・体重が少しずつ増えている
などです。
授乳時間が長い、回数が多いから必ず不足しているとは限りません。
ミルクの場合
ミルクの場合は量が分かりやすい一方で、赤ちゃんによって飲める量には差があります。
飲む量が少ない場合は、
・哺乳瓶が合っていない
・乳首の流量が合わない
・飲むことに疲れてしまう
などが関係することがあります。
② 飲む力が弱い
赤ちゃんによっては、うまく吸えなかったり、途中で疲れてしまったりすることがあります。
特に、
・早産で生まれた
・小さく生まれた
・口や舌の動きに特徴がある
場合などでは、飲み方を確認することがあります。
授乳時間が長いのに体重が増えにくい場合は、授乳方法を見直すことも大切です。

上のお兄ちゃんは本当に苦労したわ。飲むというか吸う力が弱くて・・でも、いつの間にかごくごく飲んでたわね。
③ 授乳回数が少ない
新生児〜低月齢の時期は、赤ちゃんの胃が小さく、一度にたくさん飲めないことがあります。
そのため、授乳回数が少ないと必要な量を取れない場合があります。
赤ちゃんの様子を見ながら、欲しがるサインに合わせて授乳することが大切です。
④ 吐き戻しが多い
赤ちゃんは胃の形や消化機能が未発達なため、ミルクや母乳を吐き戻すことがあります。
少量の吐き戻しで、機嫌が良く体重が増えている場合は問題ないことも多いです。
しかし、
・毎回大量に吐く
・体重が増えない
・元気がない
場合は相談しましょう。

授乳後の空気抜き(ゲップ出し)は、赤ちゃんの頭と首をしっかり支えて縦抱きにし、背中を「下から上へ」優しくさすったり軽くトントンと叩いたりします。5分ほど試して出なくても、機嫌が良ければ横向きや頭を少し高くして寝かせても大丈夫です。しばらくはすぐ傍で様子を見ていてね。
⑤ 体質や成長ペースの違い
赤ちゃんにも大人と同じように体格差があります。
・小柄な体質
・ゆっくり成長するタイプ
・活動量が多い
など、個性によって体重増加のペースは変わります。
身長や頭囲など、全体の成長を見ることが大切です。
⑥ 病気や体調の問題
まれに、体重が増えにくい背景に体調の問題が隠れている場合があります。
例えば、
・飲む量が急に減った
・元気がない
・呼吸が苦しそう
・下痢や嘔吐が続く
・発熱がある
などがある場合は、医療機関へ相談しましょう。
体重が増えない時に確認したいこと
① おしっこの回数
赤ちゃんが十分に飲めているかを見る目安の一つです。
おしっこの回数が極端に少ない場合は注意が必要です。
② 授乳後の様子
授乳後に、
・落ち着いている
・眠れる
・機嫌が良い
場合は、満足できている可能性があります。
③ 成長曲線
1回の測定値だけではなく、これまでの成長の流れを確認しましょう。
健診では成長曲線を使って総合的に判断します。

確かに客観的指標にはなるけど、あくまでも目安ね。定期健診時に助産師や医師が何も言わなければ、問題ないってことよ。
体重を増やすためにできること
授乳方法を見直す
母乳の場合は、
・授乳姿勢を確認する
・赤ちゃんが深くくわえられているか見る
・授乳回数を調整する
などが役立つことがあります。
ミルク量を調整する
混合授乳の場合は、赤ちゃんの体重や授乳後の様子を見ながら追加量を調整します。
自己判断で急に増減するより、助産師や医療機関へ相談すると安心です。
ママの休息も大切
母乳育児では、ママの疲労や睡眠不足も大きな負担になります。
食事、休息、水分補給を意識することも育児を続けるために大切です。
相談した方がよい目安
以下の場合は、健診や医療機関で相談しましょう。
・体重がほとんど増えない
・成長曲線から大きく外れてきた
・飲む量が少ない
・授乳後も強く泣き続ける
・おしっこが少ない
・元気がない
「気にしすぎかな」と思う段階でも、相談することで安心につながります。
まとめ
赤ちゃんの体重が増えない理由は、一つではありません。
主な原因として、
・母乳やミルク量が足りない
・飲む力が弱い
・授乳回数が少ない
・吐き戻しが多い
・体質や成長ペースの違い
・体調の問題
などがあります。
大切なのは、体重の数字だけを見るのではなく、赤ちゃん全体の様子を見ることです。
飲めているか、元気があるか、少しずつ成長しているかを確認しながら、必要な時は専門家に相談しましょう。
赤ちゃんの成長には一人ひとりのペースがあります。焦らず、小さな変化を見守っていくことが大切です。

養殖しているんじゃないから、体重を増やすことだけに着目しないで!あくまでも総合的に見てあげてね!


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