「相方が嫌いなわけじゃない。でも産後のセックスがつらい」ワンオペ育児ママが抱える見えない負担
「相方のことは嫌いじゃない。むしろ感謝している。でも、セックスを求められると正直つらい――。」
これは、多くの産後ママが胸の内に抱えている悩みです。しかし、性に関する話題はデリケートなため、友人にも家族にも相談できず、一人で苦しんでいる人も少なくありません。
特にワンオペ育児の状況では、その負担はさらに大きくなります。
「夜になったら休みたい」が本音
赤ちゃんが生まれると、母親の生活は大きく変わります。
授乳やミルク、寝かしつけ、おむつ替え。昼夜を問わず続く育児に加え、家事もこなさなければなりません。
朝から晩まで誰かのお世話をし続け、ようやく子どもが寝たと思った頃には、自分自身も心身ともに限界に近い状態です。
そんな中でパートナーからスキンシップや性交を求められると、「まずは休ませてほしい」と感じるのは自然なことです。
これは愛情の有無とは別の問題です。
多くの母親は、「相方が嫌いになったわけではない」「触れられること自体が嫌なわけではない」と話します。しかし、疲労や睡眠不足が積み重なった状態では、性的な気持ちになれないのです。
産後の体は想像以上に変化している
産後の性交の悩みは、気持ちの問題だけではありません。
出産によって会陰や骨盤底筋は大きなダメージを受けています。また、授乳中は女性ホルモンのバランスが変化し、腟の乾燥が起こりやすくなります。
その結果、
挿入時に痛みを感じる
ヒリヒリする
性交後に違和感が残る
といった症状が現れることがあります。

かなり前から中学や高校で性教育をしていますが、こういう実生活の面も教えた方が良いと思います。自分の母親への見方がリスペクトに変わるような気がします。
「出産したら元の体に戻る」と思われがちですが、実際には回復に長い時間がかかるケースもあります。
痛みを我慢して性交を続けることで、さらにセックスへの苦手意識が強まることもあります。
「母親モード」から切り替えられない
産後の女性は、24時間体制で子どもの安全を守る役割を担っています。
子どもの泣き声に敏感になり、常に気を張り続ける生活です。
そのため、夜になっても気持ちが休まりません。
赤ちゃんが起きないか気になる。 夜泣きに備えたい。 少しでも睡眠時間を確保したい。
こうした状況では、恋人同士のような気持ちに切り替えること自体が難しくなります。
特にワンオペ育児の場合、「自分だけが責任を負っている」という感覚が強くなり、精神的な余裕を失いやすくなります。
「断ること」への罪悪感

よく「出産してからオマエは変わったって」いうセリフをドラマでも聞きますよね!でもね、赤ちゃんなんて目を離したらすぐ大変なことになってしまう生き物なんだから、変わって当然!むしろ、男も変化しろ!って思います!
産後ママを苦しめるのは、性交そのものだけではありません。
「断ったら相方を傷つけるかもしれない」 「男女関係が悪くなるのではないか」 「女性として応えなければいけないのではないか」
そんな罪悪感を抱える人も少なくありません。
一方で、パートナー側も「なぜ拒否されるのかわからない」「愛情がなくなったのでは」と不安になることがあります。
しかし、産後の性交の悩みは、多くの場合、夫婦の愛情不足が原因ではありません。
疲労、ホルモン変化、身体的な痛み、育児ストレスなど、さまざまな要因が重なった結果として起きているのです。
必要なのは我慢ではなく対話
産後のセックス問題に、万能な解決策はありません。
ただ一つ言えるのは、我慢だけでは長続きしないということです。
痛いのに無理をする。 つらいのに気持ちを隠す。

お互いが楽しむためのものが、どちらかの負担になるなら「延期する」のも大切な決断ですよね。相手がかけがえのない存在ならなおさら・・・
そうした状態が続けば、心身への負担はさらに大きくなります。
大切なのは、「したくない」ではなく、「今の体と心の状態ではつらい」と伝えることです。
そしてパートナーもまた、「なぜ応じてくれないのか」ではなく、「何が負担になっているのか」を理解しようとする姿勢が求められます。
育児や家事の分担を見直すことが、結果的に夫婦関係の改善につながることもあります。
産後ママの悩みを“わがまま”にしないために

仕事ってお給料をもらって勤務時間があるから良いのでしょうが、ママ業や主婦業って年中無休(無給)の24時間労働なんですよね。時々暴言を吐く男性がいますけど、いつでも代わりますよ!と言いたい。
産後の性交の悩みは、決して珍しいものではありません。
しかし、「母親なんだから頑張るべき」「夫婦なんだから応じるべき」といった無言の圧力によって、見過ごされがちな問題でもあります。
本来、出産後の女性の体と心には回復の時間が必要です。
セックスがつらいと感じることは、愛情不足でも怠慢でもありません。
それは、命を育てる過程で起きるごく自然な変化の一つです。
だからこそ、産後ママの「つらい」という声を個人の問題として片付けるのではなく、育児環境や夫婦の役割分担、産後ケアのあり方を含めた社会全体の課題として考えていく必要があるのではないでしょうか。

ねこママから提案よ・・男性の方々へ
「誘い方」ではなく「労い方」が大切なんです。
多くの男性は「どう誘えばOKをもらえるか(ムード作りなど)」を考えがちですが、「本当に必要なのは、昼間にどれだけワンオペの負担を減らし、妻に『一人の人間としての時間(睡眠)』をプレゼントできるかだ」という、男側の行動変容を期待します。


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